こんにちは。吉政創成の吉政でございます。
2025年の崖を経済産業省が掲げて久しいです。
気がつけば7年がたち、いよいよ2025年が終わろうとしています。
市場データを見ると、レガシーシステムはあまり減少しておらず、AIによる基幹システム刷新を待っているようにも思えます。
AIオリエンテッドなERPが出てくるのも将来的にはありそうですが、私はまだ先だと考えています。その理由は情報系のシステムと基幹系システムでは根本的な期待が違うからです。
ERPなどの基幹システムに期待するのは、予定通りの処理をしっかりとしてほしいということであり、想定以上の処理をしたり、処理をAIで変更されると不安になってしまうためです。よって、従来の電算処理的なものは強化版ERPが処理をし、そこから出てくる情報を、従来Excelなどで加工していたものがAIに置き換わっていくほうが素直だと考えています。そう思いませんか?
なので、ERPがAIオリエンテッドのERPに置き換わることはなく、むしろその周辺でERPが活躍するのではないかと考えています。
例えば、AIが情報を判断し、加工してレポートを作っていくようなのは当たり前のように浸透していくと思います。私はその先のデータとコンテンツ生成が重合していくと考えています。
多くの方が想像をしている通り、近い将来検索エンジンという言葉やSEOのような言葉が死語になり、AI検索でズバリ回答が出てくるようになっていくと思います。検索エンジンでいろいろ調べていくような時代は終わりを告げようとしています。
ではERPの分野ではどうかというと、ERPが強化され、より高性能になり、その周辺でAIがデータを処理加工していき、さらにその先には、社内の全サーバーを対象にズバリAI検索をする時代が訪れます。
このように書くと、「なーんだ、エンタープライズサーチのことですね。」と思うかもしれませんが、そんなに高額なものではなく、AIオリエンテッドなエンタープライズサーチ、つまりRAGが今後普及していきます。
IT業界では昔、LinuxなどのOSSはおもちゃと言われた時代がありました。
今では全世界のOSの約7割がLinuxになりました。
OSSにすべて置き換えてはいけませんが、普及するタイミングでコア部分が無料で使えるOSSはかなり普及に貢献します。
AI、RAGのOSS版の普及はそう遠くないですよ。
レガシーシステムを抱えて、今後の展開を思案されている企業はこの波に期待してもいいかもしれません。乞うご期待。
さて、最後に、このコラムを掲載いただいている双日テックイノベーションは商社ERPのトップベンダーです。商社の皆様でERPのリニューアルや導入をお考えの方は、是非以下のページをご覧の上、お問い合わせください。
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