こんにちは。吉政創成の吉政でございます。
AIの急激な進化により、コーディングや業務作業がなくなり、ホワイトカラーの仕事は「管理、レビュー、サービス・製品・業務プロセスの設計」になるといわれています。
ClaudeのPPTプラグインや、Excelプラグインを活用すれば、人が表やグラフ、プレゼンテーション資料を作ることはなくなるといわれています。実際に日本語で指示をすると、分析レポートが出せるようになっています。もちろん、今は多少の手戻りや不便なこともありますが、そのようなことは全て時間の問題です。あっという間にAIは優秀な実践的なパートナーになります。
このままAIが進化していけば、ERPを使わずに全てAIが処理して分析すればよいという話に聞こえますが、私はそう思っていません。その理由を述べます。
AIが進化してもステーブルで所有できるERPが必須になる
AIは便利ですが、ERPのような基幹システムで使用する場合、ハッキングのリスクと流動的なリスクがあると考えています。いわゆるAIセキュリティの話と、人間の指示通りに作業が継続する必要があるということです。
AIセキュリティ:大前提としてローカルに動作を限定している必要があると考えています。理由は社内の情報を外部のAIに処理をさせることのリスクが大きいためです。ローカルでもかなり精度が高いAIを構築できるため、お勧めです。
ステーブルな処理:基幹システムの処理としては、品質が安定した処理というよりも、常に一定の処理を正確に処理するシステムが前提です。常に進化していく生き物のようなAIは基幹システムの処理には不向きなシステムであるとイメージしています。もちろん、今の基幹システムと同じことができないかと言えばできます。しかし、要件が変わらなければ何年でも一定の処理をすることが基幹システムには求められます。これはERPにも同じことが求められます。
ERPとAIの共存
ERPとAIの共存はAIによるカスタマイズをバイブコーディングで行うことであると考えます。これはAPIと連携した処理をバイブコーディングで作るのでもいいと思いますし、定期的に出力されたデータを自動処理するプログラムをバイブコーディングで作る方法もあります。後者のほうが安心感はありますよね。とはいっても、このバイブコーディングで作ったコードが適切なのか、不正はないのか、セキュリティ上も問題ないのかなど、監査する必要があります。
最近のハッキングの傾向を見ても、かなり巧妙になっており、以下の特徴があります。
・ハッキングされたことに気づかれないような動きをする
・ステルスにデータを抜き続けたり、不正な行動を続け、被害を広げていく傾向がある
これらに対応すべく、脆弱性診断や監査もより綿密に、できればリアルタイムで実施できるとよいです。現状の仕組みでは脆弱性診断をリアルタイムで行うことはコストと時間の負担で難しいですが、この件もすぐに解決され、AIによってリアルタイムに防御できるようになると思います。
さて、このコラムを掲載いただいている双日テックイノベーションは商社ERPのトップベンダーです。同社はAI活用や各種自動化の老舗であり、その観点からも提案がいただけると思います。商社の皆様でERPのリニューアルや導入をお考えの方は、是非以下のページをご覧の上、お問い合わせください。
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