オールラウンドデータエントリー

Natic e-Entry Express+

Natic e-Entry Express+は、エントリーからデータ出力までをワークフローで実行できるデータエントリーシステムです。入力業務の各工程の流れを定義し、実行するワークフロー機能を有しています。

誰でも利用しやすいUI

PC操作ができる事務職の方からプロレベルのオペレーターまで、簡単かつ効率的に操作可能

直感的な入力インターフェース

  • 取り込んだイメージ帳票と入力フォームを見ながら、直感的な操作でイメージ帳票上のハイライト個所を確認し、入力。
  • 入力フィールドに合わせて、半角/全角/連想入力などを自動的に切り替え。入力帳票以外に添付してある免許証などの付帯書類は別画面で参照でき、内容を確認しながら入力可能。
  • 入力操作は、マウスはもちろんショートカットキー操作のみで実施でき、より効率的な入力業務をサポート。
  • 初回のエントリーをAI-OCRで生成したデータで取り込み、AI-OCRデータ/オペレーターにてダブルエントリーとする運用も実現。

GUIによる入力フォーム作成ツール

フォームデザイナー帳票定義ツールを提供しています。
フォームの作成は、
1.イメージ帳票を取り込む
2.各項目(フィールド)を設定
3.ハイライト箇所を設定
上記の3ステップで作成します。

  • 各項目の設定では、「文字種別」「文字数」「入力必須」「全桁入力」などをプロパティ画面で設定。
  • 各項目の位置やハイライト箇所は、マウス操作により直感的に設定。
  • 項目間の相関チェックや細かな精査プログラムは、コードエディター機能で実装可能。

充実した管理機能

オペレーターの実績分析、進捗管理、権限設定、アクセス履歴を一元管理し、業務の最適化とセキュリティ強化を実現

リアルタイムでの進捗状況の把握

ワークフローごとに進捗確認ができ、ワークフローの定義に基づいた各タスクごとに処理件数、滞っているタスクを確認できます。
進捗状況は、日時など条件を指定して抽出できるため、納期までの業務推移を確認することもできます。

オペレーター統計機能

日時、ユーザーID、対象帳票など任意の条件で、オペレーター単位の処理案件数や入力項目数、誤入力数、処理時間などの入力実績データを抽出できます。これらの情報によりオペレータースキルを測ることで、スキルに応じたグループ分けや、対象帳票の変更などが可能です。

ユーザー管理・権限設定

ワークフローごとにアクセスを許可するグループやユーザーを登録できます。
さらに処理を許可するタスクを設定することで、各グループやユーザーごとに処理するタスクへのアクセス権限を付与することが可能です。

アクセスログの管理

誰が、いつ、何をしたかという情報を蓄積することで、万が一の場合には、IDや対象の帳票をキーに実行履歴を確認し、再発防止や入力フォームへの注意喚起を行うことができます。

データ管理画面

オペレーター統計画面

アクセスログ画面

情報セキュリティ対策の強化

Natic e-Entry Express+はクライアントにデータを残しません。
仮想環境やシンクライアントなどにも対応しているため、原本の紛失、情報漏えいのリスクを排除します。

データの暗号化

データを格納するDB自体を暗号化することが可能です。また、サーバー/クライアント間もHTTPSにて暗号化された通信で受送信します。

イメージ分割による個人情報保護

複数環境でのエントリー業務や在宅/リモートワーク時の情報流出の危険性を回避するため、イメージ分割機能により、氏名/電話番号/住所などの個人を特定できる情報を切り出し、別のイメージを作成します。

柔軟性のあるワークフロー

帳票の種類やオペレーターレベルなどに合わせることで、効率的かつ高品質の入力業務を実現します。

ワークフローを容易に作成できるデザイナーを装備

「エントリー」「コンペア」などの基本タスクをドラッグ&ドロップで配置し、 プロパティ画面で次のタスクを設定することで、入力業務フローを独自、かつ簡単に作成できます。 作成したワークフローは保存してアップロードするだけでシステム上で利用可能となります。

AI-OCR連携による入力サポート

AI-OCRと連携し、読み取ったデータを取り込み初回エントリーとして代替させることができます。
夜間/休日に無人処理で初回エントリーデータを作成、繁忙期にオペレーターに代わって初回エントリーデータを作成など時間効率、費用効率の向上が期待できます。

データエントリー後の業務工程まで一元管理

Natic BPM Suiteと連携することにより、データエントリー後の業務工程までの一元管理が可能となります。
例えば、保険の申込処理の場合、申込書の受付工程、エントリー工程、査定工程までをシームレスに実施でき、 全体の進捗管理や滞留管理などを把握できます。